●90年代に餞別と決別を


朝、雨。
昼、曇り。
夜、アナログフィッシュのライブ@梅田Shangri-La


ドラムスは元くるりのもっくんが叩いてた。パワードラムである。いい感じ。
来月リリースするというニューアルバムからやっていた新曲もよかった。
「Lover」とか。


個人的には、ラストにやった「Sayonara 90's」に身震い。


「希望のないことが希望だったあの頃、ビルが燃えるまでは」


うろ覚えだけど、そんな始まり。
名曲「TEXAS」を想起させる下岡節。
途中で、「ルーズソックス〜」と90年代の風俗が織り込まれる。
“深海魚”下岡晃の時代感覚(と“回遊魚”佐々木健太郎の皮膚感覚)を私は信頼するものである。


ちなみに、67年生まれの私は、アナログのふたりより一回りばかりオッサンである。
単純に当てはめれば、下岡にとっての90年代は、私にとっての80年代に重なることになる。
ふう。


新譜、待ち遠し。


http://www.analogfish.com/