2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

●ちょいと抜け殻

2001年の2月からだから、都合、7年と8ヶ月担当してきた昼の番組が終わった。 正確にいえば、番組が終わるのは明後日だが、私の担当が今日で最後だったのだ。 7年強のあいだに、受け持つ曜日は変遷したものの、基本、毎週どこかひと曜日の午後の3時間、京阪神…

●インファイター、世に憚る

金曜日の渋谷は数分歩いただけでも疲れるなあ。 日帰りで東京取材。 来週で最終回となる昼の帯番組のための収録だった。 関係各位のご協力のおかげで素晴らしい内容のものが録れました。感謝します。 DJの志向、私の志向、演出作法などもあいまって、基本、…

●彼女の背中に浮かんでる、孤独の孤の字が

「Switch」の最新号、小泉今日子特集。 黒沢清と犬童一心の対談、鋭い。 黒沢「……ある環境、ある脚本、求められるものによっては、不意にガードをバーンと解くんでしょうね。それがすごい。」 と「女優・小泉今日子」の本質を突く。 さすがである。 後半のA …

●“an actress, K2”終了

さて、過密作業気味で終始ヘロヘロになっていたこの1ヶ月。 実のところ、北京五輪の開会の日(八・八。末広がりの日。なんだか懐かしい)あたりからの記憶がほとんどない。 入魂の単発プログラムを作っていたのだが、結局その宣伝も書けないうちに、当のその…

●ウェイン、吠える。

映画批評界の荒野のおおかみ、町山智浩氏のブログ。 この日の後半の文章が熱い。 http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20080920 熱くて言い得ていて、効く。 このなかの「試写会通い」を「サンプル貰い」と置き換えれば、そのままラジオ・ディレクターの話にも…

●25年後の磯野家

小栗、浅野、宮沢らが“25年後の磯野家”を実写で描く 少々あざとい企画のようにも感じるが、やはり想像力を刺激するところがあるのだろう。 妄想キャスティングって愉しいものなあ。 以下はWaste Of Popsさんの労作。 ■09/08 波平(79歳):長門裕之(海平は…

●おくればせながら

先月出た雑誌『Talking Rock!』に載ってる、くるりのインタビューがとても興味深かった。 ミュージシャンがーーというよりは、岸田繁という個人が、なのだろうがーー同時代の世の中の閉塞した雰囲気を、その嗅覚で炭坑のカナリア的にどう感じてるのか。 その…

●パコな午後、アンニュイな午後【追補】

70分眠って起床。 午前中のルーティーンをこなして、11時には局へ。 「FLOWER AFTERNOON」、まずは13時台後半に最初のゲスト。 映画『パコと魔法の絵本』のプロモーションでおふたりをお迎え。 優しげな目をした大きな熊という印象の中島哲也監督と、背中に…

●九月になったのに【追補】

月が改まる。 昼に局へ。 名著『泥酔ジャーナル』の著者・百々和宏氏(昼の番組にゲストで来られていた)に拙著を謹呈。 ちなみに『忌野地図』の共著者である写真家の岡田貴之さんは、MO’SOME TONEBENDERのジャケ写、アー写をずっと撮っているかたでもあるの…