2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

●脱力モーニング again

稿は脱けたが力も脱けた。そんな朝がまたやってきた。 うっすら朝焼けの空は、すっかり秋の空である。 なんとか10月最初の朝までに原稿を送ることだけはできた。 ひと息入れたいが、家ではないのでアールグレイを淹れることも出来ない。 かわりに水を2杯つづ…

●午前6時の慣性の法則

今日もいまひとつ身の入らない日だった。 普通に物事を捌けてはいる。 けれどもなんだか惰性で進んでるという感じがする。 言いすぎか。それではネガティブな方向に傾きすぎやね。 もうちょっとニュートラルなニュアンスに言い直そう。 そう、せめて「慣性の…

●たよりないてんし

福島へ行く前に、梅田マルビルのタワーレコードに立ち寄ってみる。 『俺と悪魔のブルーズ』の4巻が出ているのを発見。 今回の解説は、なんとチャボさん。 鈴木亜美 joins 中田ヤスタカのシングル(当然DVD付きの)とともにレジへ。 Buffalo Daughterとやって…

●悼

UAのライブを観た次の日に、あんたの訃報を聞くとは。 こんなことは繋がらんでええのにな。 昔、梅田Raindogsで聴いた、HONZIの「蘇州夜曲」は、最高の「蘇州夜曲」やった。 口惜しな。 満月よ 高く照らせよ 踊る弓

●緑の夜に金の月

UA @ 梅田芸術劇場 2007/09/26(水)雑感メモ。 植物がいっぱいあるステージ、良し。 うた、良し。グリーンのローブ風ドレス、格好よかった。 バンド、良し。 トロンボーン、クラリネット、ユーフォリウムの三管で相当なサウンドの幅を作っている。 内橋和…

●南からのカゼアメヒカリ

日々のよしなし事の報告ばかりでもなんだなというか、間が持たないというか、ま、そんなこんなで考えてみた。 ふっと、余り考えずに本棚から本を一冊抜き出してみて、その本のことを書いてみる、そんな日があってもいいのではないか。 できれば30分くらいで…

●歓びの歌を

the pillows@ZEPP OSAKA。 ふつふつと力みなぎるパワフルなステージ。 でもきっと余裕とかじゃないんだな。 先々週、結成18周年を無事に過ぎたピロウズ。 彼らにしては派手な(?)、今回のスペシャルな舞台特効について「20周年のときにまた使えるだろう」…

●猫にも犬にも雨の降る

さて、長男の運動会は定刻どおり始まったものの、今朝の大阪は相変わらず暑かった。 朝9時の時点で、じっとしていても額から流れてくる汗を拭きつづけなければならないほど。 そんな天気だったもので、園長先生、予定の種目をトバすトバす。時間、巻く巻く。…

●眠って走って踊るダメ人間

もう4時間ほどすると、上の息子の保育園の運動会である。 今年は父兄参加競技に出場するのだ。 しかしどんな競技なのかは、当日にいたるまで明かされていない。 朝の送迎のときに先生がたに訊いても要領を得ない。 「ふふ、内緒です。夜勤明けだそうで。がん…

●宣伝魂/制作魂

ある映画の試写会のことで、配給会社の宣伝担当のひとと話す機会があった。 で、少々思うところがあったのでその話を。 彼は、その試写会に映画の主題歌を歌っているバンドもブッキングしようとしていた。 上映のあとに1〜2曲演奏してもらおうと思ってるんで…

●脱稿ナイト脱力モーニング

日付が替わる前後あたりからようやくエンジンがかかり、読売の音楽評を書き出す。 「木村充揮×近藤房之助」9/6(木)@アメリカ村BIG CAT。 いいライブだったので書くのに張り合いはある。 といいつつ初稿の〆切はすでに過ぎているわけだが。 下原稿をある程…

●アンチ・オイディプス・ガール

京田辺で親殺しが起きた。 そもそも「父殺し」というのはギリシャ悲劇からシェークスピア、エデンの東、青春の蹉跌にいたるまで、大きな文学的テーマでもある。数千年の人類史でもそれだけ昔から発生し、関心を持たれてきたことなのだろう。 だが今回、とり…

●サバイバルレース

十数年ぶりに出来たマンガフレンド(漢字で書くと「漫友」)、EP-IZM嬢から借りた『7 SEEDS』田村由美(小学館フラワーコミック)が非常に面白い。 天変地異に見舞われた世界で少女少年たちがどう生き残っていくかという話なんだけど(4巻まで読んだところで…

●秋のパンクス

女子系のパンクバンドの面白いのにつづけて出逢った。 CWK嬢に教えてもらった「Who the Bitch」。http://sound.jp/whothebitch/ フロントがギターehi(ex.Patty's Obrien)とベース(Nao)の女子ツインボーカル。 下支えするのは強力なドラムスyatchという3…

●uniqlock dance

ユニクロダンス。 http://www.uniqlo.jp/uniqlock/ちょっとヤバい。というか、かなりヤバい。ずっと飽かずに眺めてしまう。 珍しいキノコ舞踊団 meets アルゴリズムたいそう@ピタゴラスイッチ with ドライポロシャツ? FPMによるBGMもいいね。 鈴木晶の『バ…

●画は変わらずに言葉は移ろう

関川夏央と谷口ジローのマンガ「『坊っちゃん』の時代」全五冊を読み了えた。 一日一冊のペースでむさぼるように読んだといえると思う。 漱石の第一部と啄木の第三部は、これまでも何度か読み返していた。 だがそれ以外は、初めて単行本にまとまったときにそ…

●耳の愉しみ

きょう、正式にオープンした「ラジオデイズ」というサイト(http://www.radiodays.jp/)、気になる。 「声」に特化したコンテンツということでは、ラジオがこれまで担ってきたものを Webの世界に受け継いでいくひとつの雛形かもしれない。 落語や朗読という…

●つまんないとおもしろいのあいだにある静かな部屋

試写会で『クワイエットルームにようこそ』を観る。松尾スズキ監督の第2作である。 いい映画だった。哀しい映画だった。 といっても非力な映画ではない。重みも力もある、ボディブロウのように効いてくる映画だった。 回想として出てくる主人公(とその彼氏…

●リリース天国 サンプル天国

リリースラッシュである。 一説には、夏フェスのあおりで7月8月にはキャンペーンもロクにできないから、リリースを9月以降に設定する場合が増えているそうな。 ともかく尋常でない量のサンプルCDを聴き倒す。聴き倒した。 ・・・そのつもりでいたが、紙袋ひ…