2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

●末の日

“マーケティング”なる物言いをめぐるアレコレについて書こうと思っていたら飛ぶように日が流れていく。 なので、しばし日録を記しておくことに。 今日から始まったNHKの朝ドラは、やっぱり見ず。 というか寝てた。 数日前から流れていた番組予告を見て、なん…

●費やす抽象、作る具象

今朝、3/28付けの朝日新聞・天声人語欄より、要約しつつ引用、抜粋。 日本の食料の自給率の話。卵も1割。飼料の9割を輸入に頼っている。 輸入された餌を食べたら、生んだ卵も「自給外」。 同じ伝でいくと、牛肉は11%。豚肉は5%。 カロリーベースの自給率は…

●拳銃が俺のパスポート

かっこええサンプル盤がたくさん届いたので。 1枚、ちょっと違うのも混ざってるけど。 “トニー”赤木圭一郎、“エースの錠”、“マイトガイ・アキラ”、“ピエール瀧”。 意外とハマるなあ。 しかし渋い。渋すぎる。 ニッポンにも銀幕のスタアはいたのだなあ。 (裕…

●アンイノセンボーイズガラファインダァドリーム

あさってリリースになる東京スカパラダイスオーケストラの新譜『Perfect Future』が素晴らしい。 今世紀に入ってから最高の内容では? 歌モノのシリーズもよかったのだけれど、今回は、ある種のストイックさとヤンチャっぷりが同居してる。 それが外向きに弾…

●あー春爛漫だー

なんばHatchで髭(HiGE)のライブ。 中盤、「×oo」(一応、伏せ字にしている)からあとが特によかった。 「××てん」とか、ミドルな曲でもしっかり聴かせてくれて。 もちろんクライマックス「×××××な世界」に向かうあたりも大いに盛り上がったが。 そのあと、局…

●弦と潮の音

湯川潮音《2008春「弦とわたし」ツアー》@心斎橋クラブクアトロ。 ギター、マンドリン、バンジョーの桜井芳樹と、弦の四重奏(ヴァイオリン藤堂昌彦&沖祥子、ヴィオラ菊地幹代、チェロ徳澤青弦)という贅沢な編成での4都市ツアー。その2日目。 まだ東京公…

●カネのことは貯金箱と括弧に入れて

今朝の朝日の天声人語に出ていた話。 大リーグに挑む桑田真澄と野茂英雄。 ともに今年40歳を迎えるふたりのことから、“人生の達人”だった臨床心理学者、河合隼雄の言葉へ。 河合さんは、「年齢を括弧に入れる」ことを勧めていた。 「年齢を忘れる」のとは違…

●ヘヴンズドアをノックせよ(主が不在でも)

映画『I'M NOT THERE』の試写を観た。 ロックン・ロール史上における最高の詩的表現者。 奇妙なしゃがれ声の持ち主。 世の中の矛盾に異議を申し立てることを恐れないプロテストシンガー。 とんでもない嘘つきの少年。 鋭すぎる言葉でひとを怒らせてばかりい…

●“便利”は、ときに高くつく

“便利”ということについて。 “便利”という事柄全般に対して、どうも身構えてしまうところがある。 その手の話を聞くときも、眉に唾つけてるところが大なりである。 少しでも便利になるならそのほうがいいはずだ、と無条件に捉えることができない。 ひとつに…

●喋りに痺れてえも言わず

『叱り叱られ』山口隆[幻冬舎]、読了。 全音楽人必読の名著である。 サンボマスターのギターと歌担当、山口隆が偉大なる先輩ミュージシャンたち6人にインタビューを挑んだ対話集。 そのインタビュー相手とは……山下達郎、大滝詠一、岡林信康、かまやつひろ…

●だから結局あれだな

CRAZY KEN BAND@なんばHatch。 頭欠けて途中から参加。 “ZERO”と銘打たれてあるだけあって、初期というか、先祖返りというか……。 そう、いっとき剣さんがよく口にしていた、“赤ちゃん返り”したように感じるステージ。 「葉山ツイスト」みたいな曲でのはっち…

●そのゴの響き

今日は、中島ヒロト兄ーー「けい」と読みます。やや古風な敬称ですが。部員なので(笑)ーーのBLOG USUAL CREATES から来られた方が多数おられた模様。感謝感謝。 で、そのBLOGでヒロトが、『忌野地図』について、特段の「清志郎への思い」がなくても楽しめ…

●とかく川上に向かう日々である

『papyrus』という雑誌を買った。 「宮本浩次×川上未映子」の対談目当てである。 なんだか「川上未映子」という文字があればなんでも手にしている気がする。 さて対談で宮本が言っていること。 「しかしね……僕は、川上さんの小説を読んで、非常に女性の感覚…

●梅の花が咲く頃に

仕事上、目出度いことのあった同僚と梅酒の鏡割り。 美味なり。 なにやら慌ただしげなことになりそうな予感はするのだが、ええ春が来るとええなあ。 また桜の花の咲く頃に。