流星ポークジンジャー

[living][四半刻雑感]●House Keeping Day


♦今日は妻が、夜からチビ1号のサッカークラブの寄合に出かけるため、代わって私が晩メシ担当。
先週、NHKで見かけたレシピで「豚の生姜焼き」を作ってみることに。 http://j.mp/1O0z1NR
しかし、砂糖と塩を間違って、最初に焼いた分は若干失敗(肉を柔らかくすることはできたんだけど)。
まあ、それでもチビたちは食べてくれた。
なんだか(この件に限らず)世界は重松清的なドラマに満ちていることよ。




三原じゅん子参院議員(と書いてみたものの、ほんと悪い冗談のようにしか思えないな、ボディーボディー)の「八紘一宇」発言。

6日の参院予算委員会の質問で、「ご紹介したいのが、日本が建国以来、大切にしてきた価値観、八紘一宇(はっこういちう)であります」と述べた。八紘一宇は「世界を一つの家とする」という意味で、太平洋戦争中、日本の侵略を正当化するための標語として使われていた。

 三原氏は、企業の国際的な課税回避の問題を取り上げる中で「八紘一宇の理念のもとに、世界が一つの家族のようにむつみあい、助け合えるような経済、税の仕組みを運用することを確認する崇高な政治的合意文書のようなものを、安倍総理こそが世界中に提案していくべきだと思う」と語った。

 答弁した麻生太郎財務相は「八紘一宇は戦前の歌の中でもいろいろあり、メーンストリーム(主流)の考え方の一つなんだと思う。こういった考え方をお持ちの方が、三原先生の世代におられるのに正直驚いた」と述べた。

これに関連してツイートしたものを特記しておく。

民族主義を内面化した方々が揃いも揃って「みんな仲良く」という標語を掲げたがるのには、抑圧者としての自己欺瞞の解消が背景にあると思う。「仲良くしようぜ! 但し、俺のやり方でな」といういかにもジャイアン的な態度ばかり。「君の好きな方法を教えて。それに従うよ」なんて人を見たことがない。

「君のやり方で仲良くやろう/僕はそうしたいんだ」って、
なんだか'70年代の米国のフォークソングにありそうなフレーズだけど、意外に大事な発想かもしれない。




♦5月3日に、こんなドラマが放映されるらしい。

トランジスタ・ラジオ」にのせて、清志郎の世界が初めてドラマに。リリー・フランキー渡辺大知ら出演。
http://j.mp/1GMZgSj

「同じ高校の3年生に“RCサクセションのボーカル、忌野清志郎”がいると知り、
彼に憧れ、思わぬことから彼を演じ続けることになる高校一年生の主人公」という設定に、
思わず“日隅くん”のことを想起した。


脚本・演出は、寡聞にして存じ上げなかったが、戸田幸宏さんという方。
前作『暗闇から手をのばせ』についてのこの記事を読む限り、非常に期待できそう。

http://j.mp/19sBZLl



♦今日の「たまむすび」の小田嶋隆さんのコーナーから。

かつて、新幹線のぞみ号の導入により東京・大阪の日帰り出張が一般的なものになったことに関して小田嶋さん。
「こういう、移動時間を減らすものだとか、携帯電話だとか電子メールだとか、デジタルのいろんなものというのは、待ち時間を減らすんですよ。作業時間のあいだにある待ち時間を。あと、連絡のつかない逃げ場所を減らすでしょ。してみると何が起こるかっていうと、労働密度が絶対強くなるんです。だから私が出版界に入った頃、雑誌の編集者って、3人とか、多い人でも5人くらいしか、担当するライターを持ってなかったんです。いま、私がときどき書く週刊誌の編集者の女性は、25人担当してるって言ってましたよ。ほぼ、5倍の密度で働いてるってことですよ」
「実は無駄っていうのも余裕になってて、その無駄な時間にいろいろ企画を考えてたっていう部分もあって」と語ってらした。

やー、ほんとそうだよな。