日録3/19〜3/20

毎週のスケジュールとして、だいたい木曜からあとは土曜の午後までノンストップで、終わったあとは人事不省に近い状態に陥るパターンが多いのだけど、先週もご多分に漏れず、それだった。
収録が多かったので、特にひどかったように思う。
では、覚え書きがわりに。

[thinking][四半刻雑感]●日録3/19(木)


iPod Shuffleが、Appleさんより届く。
iPhoneが同期不調に陥って久しく、新しい音源を出先で聴くことができない状態だったので買ってみたのだった。
ヨドバシカメラではすでに販売終了だったため、Appleのネット販売を利用した。

使ってみると、入れてある曲を把握しながら使うには、2GBという容量は適量にして十分。
Voice Over機能も思いのほか使いやすく、ディスプレイがなくても曲を選ぶのは難しくない。
Apple Watchの出荷に向けて、Shuffleは生産を終えるという噂も流れているが、これは残してほしいなあ。
Watchと競合、しないでしょ? 単機能のガジェットって、やっぱり好きなのである。


♦ある方と話していて、《ティム・バートンの世界》展の話に。
その人は「ティム・バートンの映画は好きなのだが、展覧会はあまり楽しめなかった」とのこと。
思うに、展覧会ってPULL型のエンターテインメントで、映画ほど親切な造りではないので(そうでない映画も山ほどあるけど)物足りなく感じる部分があるのかな。

ただ、もうひとつの要因としては、観覧環境があったようである。
すぐ近くに、もろに「ザ・関西のおばちゃん」的な女性のコンビがいて、やくたいもない脳内感想をずーーっとダダ漏れでブツブツ話してて、それがなにより興ざめだったそうな。
展覧会は、家で単独でモニターに見入るのとは違って、ほかにも鑑賞者が居るなかで観るものだから、周りがうるさかったりせわしかったりすると、入り込めないときはあると思う。

関西の展覧会って、東京に比べるとおおむね空いていて、(収益面は度外視すると)観やすいときが多いんだけれど、《ティム・バートンの世界》展はけっこう人が来てると聞くし、ちょっと雑然とした雰囲気なのかもしれない。

とはいえ、実は〈映画・テレビ・ラジオ〉よりも、〈活字・マンガ・展示〉のほうが(個人的には)性に合ってる身としては、なかなか示唆に富む話であった。



[thinking][四半刻雑感]●日録3/20(金)


♦たまたま「研修日誌」なるものについて雑談。
考えてみると、その手の「業務日誌」的なものを書いた/書かされたことが、自分にはない。

ただ、そういう機会がなかった。まあ誇るようなことではないが、ありがたいことではある。
かったるいもんね、日誌つけるのとか。あと、会議もきらいだし。

で、なにが言いたいかというと−−別に「成果物がすべて!」とかそういうエエカッコシイではなくて−−なのに、こういうブログを書いたりしてる、ということのムジュンについて、である。

日誌も会議もきらいというくせに、やれファシリテーターがどうだとか、フランクリン・プランナーがどうだとか、ほぼ日手帳はどうだけどジブン手帳がどうだとか、そうゆうことは好きなのである。
似たようなことには興味津々で、自分から首をつっこんでる気配すらある。

上役や教師にいわれて書かされるのは御免だけど、機能としては、そういうものの価値に惹かれているのかもしれない。

ぷぷ。へえ、「気づき」とか「場所づくり」とか? そういうものの価値を?
……と、冷やかすように言われると、ちょっと困るのだが。