●酔眼朦朧轟音残響


MINAMI WHEEL 2007@大阪ミナミ(東心斎橋〜心斎橋〜堀江)一帯。
その第1日目。明日の番組の準備もあり、観れたのは2組のアーティストだけ。


LEO今井(18:45〜@hillsパン工場
独特の言語感覚をもった超秀才のソングライター&パフォーマーの関西初ライブ。
CDと同じく「酔眼朦朧、とさせる、東京、なんです」の一声で始まる「東京電燈-Tokyo Lights-」が耳に残った。
あと、来月メジャーから出るシングルの「Blue Technique」も。
エスタブリッシュメントな出自、バックを固める手練れの演奏者、等々の好条件にも関わらず、粗削りなところが面白い。
どことなく、New OrderEcho & the Bunnymenあたりのニューウェイヴの芳香漂うあたりも四十路男の琴線に触れる。


CITY FOLK




SPANK PAGE(19:45〜@心斎橋クラブクアトロ
ときにツインギター、ときにツインキーボードとなる6人組。
明らかに音数が過剰と思わせるが、そういうイビツさって大事だと思う。
出してる音はしっかりデカいし。
「向日性のシューゲイザー」とでも申しましょうか。闇よりは光を感じさせる。
なるほど、大器の予感のするバンド。
後半の3曲「go」「up pop」「canvas」でしっかり世界を作っていた。