●備忘日録:プール納め


近所の市民プールの屋外の分の、今年の営業が今日まで。
ということで、初めてチビ1号・2号を連れて出かける。


外に出ているより、水に浸かっていたほうがやや温かいという微妙な天気/温度。
それでも充分愉しい。
クロールの型が満足にできない身としては、屋内温水プールの、きちんとレーン分けされたストイックな空間はやや苦手である。
それよりも、子供が随時バシャバシャやっている、無軌道な屋外のほうが気が楽だ。


とはいえ、成長度合いの違うチビ助ふたりを連れていると困ることはある。
泳ぐ槽が違うのだ。
スイミング教室に通って一応、1年以上経つチビ1号は、足の着かない深めのプールでも臆せず挑む。
というか、むしろそっちに好んで行こうとする。
かたや、まだ乳離れのできないチビ2号は、当然幼児用プールにしかいられない。
しかし我が身はひとつ。
疑似ヤモメ親父にとっては、なかなかムツカシイ局面である。


幸い、保育園の友達で、ウチと似た年齢構成の兄妹であるところのご家族もいらしていたので、それぞれを見ていてもらったりすることができた。
コミュニティの力に、なんだかんだと助けられているのである。
ひとりで生きてるような顔をするのは、6年前に辞めた。
それでいいと思ってる。


2時間も泳いでいるとチビたちの唇も、やや紫色になってきたので上がることにする。
子連れスイマーにとって大変なのは、この帰り際の着替え。
ロッカールーム、もうちょっと広ければなあ。
ともあれプール上がりの、なんかしらぼやんとした気怠い感じは、きわめて心地よい。
自分が小学生だった頃の、プール開放など思い出しつつ、ひきつづきぼやんとする。