●購買部〜ヘッドフォンチルドレン篇

garak2005-06-30

さて、おとつい書いてた山下敦弘監督のことはまた改めるとして、今回は昨日(6/28)の買い物報告を。

一応、音楽・放送の仕事をしているにもかかわらず、音響面での生活環境はホントに大したもんじゃないのです。
普段、どうやって音楽を聴いてるかといえば、aiwaの武骨なポータブルCDプレーヤー+付属のイヤホンというのが一番多い。

i-podの場合も、付いてたイヤホンでずっと聴いてました。
ところがこれがクッション材がどっかにいってしまって(これまた実にすぐどっか行くんですわ)、つるつるの状態で耳にインすると、滑って滑って、音を芯で捉えることなんか、ほとんどぐっと迫れば無理無理ベイビー状態(古いな、やっぱり)。

で、思い立ってヨドバシカメラ梅田のヘッドフォンコーナーに寄ってみました。
インナーイヤー型は軽くて小さいのが良いけれど、基本的にはむず痒い。
それに、なで肩の耳(?)をしてるのか、耳のなかでの安定がよろしくないので、ひさびさに「かぶってまーす! ヘッドフォンチルドレンでーす!」みたいなんがいいなあと思って物色。

最終的に、「信頼のブランド(実はこうゆうのにけっこう弱い)」+値段面での折り合いが付くラインっつうことで、SENNHEISERのPX200を購入しました。

インプレッションは・・・まあ、普段の音響環境がそういうわけだったので、まったく意義ナシ! 非常に良好!
ざわざわした制作ロビー等での作業でも、音に集中しやすい。
あと、SonyしかりPanasonicしかり、ニッポンのこの手のものが軒並みプラスチック礼賛に走っているなかでは、蝶番状の部分が金属だったりするデザインの質実剛健ぶりは嬉しいです。

ついでにいうと、専用収納ケースってのがついてて、それが本体とタメを張る重量があって、なんつうか、はっきりいって野暮ったい。
日常使う分、わざわざこれに仕舞ったりしないだろうよと思いつつ、しかしこのゴッツさには大いに惹かれるものがあるのでした。
要はね、家電製品やオーディオ製品が、まだもうちょっと大切に扱われていた頃の感じがあるわけです。
BCLとかベリカードとか、ドルビーCとかジルバップとか、メタルテープとかFe-CrとかDUADとか----これじゃ「20世紀(後半)少年」ですが----そういう匂いがする。

そんなわけで、オレミミ、しばらくお前に預けたぜ。PX200!