●ツール・ド・渡船場

garak2005-10-04

南堀江までチャリで行って、時間が余ったので付近をブラブラ。
ふと西道頓堀川の先を見やると、思いのほか近くに、
(借金まみれの)大阪ドームが鎮座ましましているのが見えた。
で、ついフラフラと尻無川沿いを走り、大正区一周・渡船場めぐりのトリップへ出かけてしまいました。
17キロ・2時間ちょっとの散歩行。

いやー、話には聞いていたけど、これが良かった。
どれも向こう岸まで、1分からせいぜい3分くらいの渡し舟を、5つ乗り継いだっていうだけの行程なんだけれども、精神的にもええトリップ感を味わえた(発着時刻の都合で今回、渡しは2つ端折ったけれど、大正区まわりには全部で7つの渡しアリ)。
ま、『泥の河』っちゅうか『ブラックレイン』っちゅうか、そうゆう大阪の風景に惹かれるひとにはお薦めです。

ちなみに乗っているのは、ごく日常的に利用しているかたがたなのでごくごく平静。とはいえ、乗船・降船のときには運転士――(市バスでいうなら)運転手さんと車掌さん?――の二人に、声をかけていくひとも多い。
大阪の街なかの乗り物で、そんなの他にないと思う。

渡し舟はすべて大阪市が運営する乗り物で、運賃はいずれもゼロ円。
赤字でもこれは続けろ、大阪市