●体にやさしいノロマをハデにくれ

昼に子どものおゆうぎ会を観に、吹田メイシアターへ。
午後に選曲、原稿のチェックをして、夜は心斎橋クラブクアトロへ。


The ピーズのワンマン。ひさびさである。
お客さんに女性、それも20代-30代初めとおぼしき女性たちがものすごく増えていて驚いた。
物販のCD、Tシャツと飛ぶように売れている。
リリースもしばらく間が空いているというのに、ピーズにいったい何が起こっているのか?
フラカンとのバナナ対バンがここにきて効いてきたのか? 素晴らしい。


ライブのほうも良かった。はるさん、アビさん、シンイチロウ氏、3人の音が存分に前に出て、生きている。
そんじょそこらのスリーピースバンドには出せない音。
新曲「ゲロ・サーファー」ナイス。つづく「オナニー禁止令」から「東の窓」への流れも良かった。
後半は、まず「サイナラ」でのはるさんの唸り唄うベースに感嘆。
ノロマ」「とどめ」「パンク」のラスト三連発、渋い。
アンコールの「グライダー」は肚に響く。


局に戻り、番組に突入。
ゲストのミドリカワ書房は、今夜club Jungleで弾き語りライブがあったのだが、そちらも良かったようだ。
ライブに行ったというリスナーから感想数通。100人キャパのライブでこの反応は高率だと思う。
濃い夜だった。


朝までフラワーの選曲を詰めて今日は終了。


赤羽39  みんなのうた2(初回盤)(全曲PV収録DVD付)


【LISTENING TABLE】


shabon songs(初回限定盤)(DVD付)

『shabon songs』 安藤裕子 3rd アルバム。既発シングルのほかにも佳曲多し。
「SUCRE HECACHA」 安藤裕子

   「熱くなるな 熱くなるな」の一節がループする。
   一見クールな微熱女子は、ぬかるみでぬるく穏やかに昂ぶる。

「安全地帯」 安藤裕子

   「ウ・ウウー」ゆうてる隠し味コーラスが効いてる。
   あと、サビのあたりはけっこう流麗・壮大なアレンジだけど、このくらい格のある曲なら負けてない。
   凡百のJ-POPのひとたちが、なにかといえばストリングス入れてお茶を濁しているのとは大違い。