●female singer-songwriter strikes back


さて、Macクラッシュから一夜明けて。
昼からは生番組。


今日は女性シンガー=ソングライター、山田タマルがスタジオライブを披露してくれた。
サポートのギタリストと一緒に臨んだ演奏だったが、彼女のギターもなかなかのもの。
なにより華奢な外見からは意外なほど芯のある、厚めの声質がいい。声量も大きい。


こうやってスタジオで生歌を聴くたびに思うのだが、最近の女性シンガーは皆、難なく実力派である。
竹仲絵里もそうだったが、ふたりとも想像以上に声量があった。
歌が達者なばかりではなく、ギターを手にした姿にもとってつけたようなことがない。


ちょっとタイプは違うが、熊木杏里もよかった。
まだゲストに迎えたことはないが、阿部芙蓉美矢野絢子にもほど近いイメージがある。


そう、いっときの矢井田、鬼束、一青、中島といったシンガーたちから数年を経て、アコースティックサウンドを得意とする女性シンガー=ソングライターのシーンが活況を呈しつつある。そう感じる。


ただ気になるのは、その世界観か。
独自のものの見方や感じ方を、詞曲でカタチにすることができれば、誰が抜きん出た存在になってもおかしくないと思う。




夜はひきつづき、新Macのセットアップ作業と仕込み。
ライブにも目もくれず。
……とはいえ、Carole Kingはちょっと観たかった。
(お、そういえば今日ここに挙げた女性たちの原点みたいなシンガー=ソングライターだね。偶然だけど)




[文中、敬称略]