●恥じ入らぬ理由


「matsuosuzuki san」、と打鍵して変換を試みたところ、ウチのマックは「マツオ鈴木さん」とやりよりました。
なぜ?
姓と名、キレイに逆やん。
初めてでもないくせにィと、安いスナックのママみたいな突っ込みを入れたくなった。
ほんとになんで? 前はちゃんと変換できてなかったっけ?


と、それはともかく。
松尾スズキさんが、Blogで書いていたことに激しく同意。


http://matsuo-chan.at.webry.info/200802/article_11.html


映画配給の会社の人間が、「いい映画」がなぜか当たらない理由を「観客のコンディション」のせいだろうと、まるで人ごとみたいに言ったことに怒っておられる。


当たるかどうか、売れるかどうか、それしか頭にないわりには、売る努力、当てる努力を怠りがちなひとたち。
たぶん、努力を怠っているという自覚は本人たちにはない。
彼ら・彼女らは、世間(あるいは業界)一般でいうところのルーティーンの宣伝・広告・営業を一通りやるのが自分の仕事だくらいにしか思ってない。
それで当たれば、業界の金科玉条は保たれ、外れれば「観客のニーズがそこにはなかった、ってことっすかねぇ」とか言っておしまい。
マーケティングの詰めが足りなかったんですよ」とかなんとか。
マーケティング云々と抜かしてるヒマがあったら、「市場てなもん、わいが作ったる」ゆうような、猛ヤンくらいにどてらい男(男と書いて「やつ」ね)はおらんのかい。


はしなくもモノ売る商売に手を染めたんなら、それくらいの気概ってもんが微塵くらいはあってええんやないんか。
はしなくもモノ作る商売に手を染めた以上は、そのくらいの気概だけは持ってやっとるんだが。


んー、こうゆう話になると語彙やら価値観やらが花登筐ワールドにスリップしてゆくのを感じる。
って、いま、hanatokobakoと打鍵したら「花と小箱」と表示。他に選択肢なし。
たのむぜ、ATOK。ええ仕事したら銀シャリの握り飯食わしたるからの。銀シャリじゃあ、銀シャリ