●19歳


今日は、主な勤め先であるところのFM局の開局記念日。
朝から記念特番が組まれている。


早朝に一旦帰宅したが、昼前に再び出局。
直接の担当ではないが、少しだけ手伝い。
そのまま深夜の打ち上げまで。


開局を祝うなんてのは、考えるまでもなく手前味噌なふるまいではある。
だが、内実をともなった特番であれば、放送でこういうことができるのも悪くはないなと、最近になってようやく思えるようになった。
祝えなくなるときは祝えなくなるものなんだし、実際そういう例が地方局ではいくらもあると聞く。


肝腎の内容だが、今年は各DJがみずからの感覚と思い入れを発揮するべく、それぞれ 10〜15分のミニ番組をやるというもの。
もうちょっと長い方が、やるほうも聞くほうもよかったとは思うが、なかなかにマニアックで、ラジオ本来の自由度も感じられるものがけっこうあった。


思えば、19年前の開局のときは右も左もわからぬぺーぺーながらリクエスト曲を探しに走り回ったりしていたな。
あれからほぼ倍の年齢に達している。
馬齢としかいいようがないが。


同じ日に住之江でやっていたGREENROOMFESTIVALに興味がないわけではないが、なんだかサーフ〜オーガニック〜ピースと来られると、四十男のなかの天の邪鬼が頭をもたげてしまう。


ま、行ってみりゃ、FUJIのField of Heavenみたいなもので至極ゴキゲンさんなんてことになるんだろうとは思うのだけれど、気分的にはWIREのほうがよっぽど覗いてみたい。
ハワイよりベルリンてな気分は、20代の頃から変わりはしないのか。
機会があればどこでも行くべしだけどね。