radio

●MUSIC have the power?

地震発生から2週目の放送についての記録。 2011年3月22日 深夜1:00〜4:00 FM802「NIGHT RAMBLER Tuesday」 # song title artist remark 01 STROBOLIGHTS SUPERCAR 02 家 HiGE 03 Love at the First Sight Kylie Minogue 04 Energy The Apples in Stereo 05 …

●23年目のウォッチタワー

昨日の記事に載せたソングリストのなかに、佐野元春の「警告どおり 計画どおり」という曲がある。 なぜこの曲をいま? それについて、あるいは説明が必要かもしれないという気がしたので追記しておくことにします。 * * * ちょうど、地震が起こる5日前の…

●遠くの街でラジオを鳴らす

3月11日からこっち、思うこと、考えることが端から端まで振り子のように揺れる。 近ごろ流行りだった言い方でいえば「ぶれない」のまるで逆である。 こんなときだから一層、「ぶれない」のは大事なことのように思えるが、平時に「ぶれない」ことと、こんなと…

●RADIO CRAZY @ Twitter

局が年末に開催するロック冬フェス《RADIO CRAZY》のTwitterアカウントがオープン。 FM802の年末のロックフェス、アカウントができました。 http://twitter.com/FM802RADIOCRAZY <私も一丁かんでおりやす。 よろしければフォローしてみてやってください。 …

●Back to Home, Get Radio-Life?

きのうの続き。 マイコミジャーナルの記事。きちんと要点を押さえて書かれてあるので読みやすい。 AV機器は"AV危機"、ユーザに必要なのは"欠乏感" - JVC・ケンウッドの新戦略 キーマン、JVC・ケンウッド・ホールディングス 執行役員常務 新事業開発センター…

●ラジオ goes to ユビキタス

10月最初の日。とりあえず、このニュース。 「ホームオーディオの復活」 ビクター・ケンウッドの統合成果「RYOMA」「M-LinX」CommentsAdd Star JVC・ケンウッドの新提案「RYOMA」(リョーマ)参上 iPod nanoにFMチューナーが載っかったのにもザワザワしたが…

●始まるよ その1

今週土曜日から、少々番組改編があり、レギュラー番組が時間移動。 いつもより5時間早まり、夜7時〜というカクテルアワーからのスタートに。 番組枠も1時間増えて、10時までの3時間枠。 うれしかぁ。たくさん曲ば、かけれるばい! というシンプルなモチベー…

●清志郎特集

先週書いた、「忌野清志郎特集」の詳細をお伝えします。 あさっての土曜日、深夜0時からです。 FM802 Pop'n'Nuggets 「忌野清志郎に捧ぐ」 2009年6月6日(土)深夜0:00〜2:00 DJ:ちわきまゆみ 清志郎さんに数多くの取材をしてきた音楽評論家・今井智子さん…

●20周年に思うこと。その1

FM802が開局20年を迎えた。 雑誌や新聞に、いくつか記事も出ている。 私もそのうちのひとつ、某紙の取材を受けた。 一応、開局(直前)から2年足らずのあいだ、ADとしてうろちょろしていたという前歴があるので声がかかった次第。 (そのあと私はこの仕事を…

●二〇〇九年五月二日

あれからまだ6日しか過ぎていないのかと思う。 ずいぶん経ったような気がするけどな。 自分のなかのどこかしらの部分が、異様な速度で朽ちていっているような、そんな気もする。 いろんなひとが書いたブログを読んだ。 「さようなら清志郎」仲俣暁生氏 ネガ…

●自転車は下駄の延長に非ず

夜中のラジオで自転車談義をすることに。 しかしながら、“自転車”なるものに対する捉え方の違いが、いい具合に多角的に浮かび上がるということには至らず、不完全燃焼に潰える。 個人としては、「え、そうなん? 自転車ってそうなん?」というような、なにか…

●備忘日録:トレビアン・ボヘミアン

昨日、テレビによるFM特集番組のことを書いたあと、ラジオをつけたら宇多田ヒカルが喋っていた。 以前、JFL系でレギュラー番組を持っていた彼女が、ひさびさに帰ってきたという特別番組。 当時は、タメぐち全開のトークが物議を醸したところもあったようだが…

●備忘日録:FMに何を込めるか

おとつい、3/20の夜、NHKで放映していたテレビ番組「FMに愛を込めて」。 録画していたものを、今日、日曜の午後になって観た。 コメンテイターとして出演していた萩原健太氏とジョン・カビラ氏の言葉が興味深かった。 いくつか拾っておく。 送る側になって感…

●髭と、君と僕と

今日は渋谷でインタビュー取材2本。 1本目は、ニューアルバム『D.I.Y.H.i.G.E.』をリリースしたばかりの髭(HiGE)。 初の全篇セルフプロデュース作ということだけど、まったくインに籠もる気配なし。 かえってオープンな音、姿勢になっているのがさすが。 Vo.…

●切れぎれに思うこと

36年前のオイルショック時、不況により経営が悪化した運送業界から、引越業と宅配業が生まれた。 やや手垢のついた、俗な言い方ではあるけれど、「ピンチはチャンス」ということは、たしかにあるのだろう。 そう思いたい。 10余年前のこと、当時、メインスト…

●去る人を送る

2月の末をもって、職場を離れる年少の同僚がいる。FMラジオ局の番組制作から離れるのである。 ロック好きで、いいセンスをしていて、人当たりが柔らかくてーー構成をするとやや詰め込みすぎて収まりのつかなくなる傾向がないではないけれどーーガッツのある…

●備忘日録:ラジオの特集

BRUTUSの「ラジオ特集号」、広告批評の「オバマ特集号」買う。 BRUTUSの方は、ざっと一読しただけではあるが、以前のQUICK JAPANのラジオ特集に遠く及ばない印象。 ラジオってものが広く衆目の目に触れるだけでも、いちラジオ屋としては有り難いところではあ…

●備忘日録:DATステーション

夕方、起床。 ライブ音源の編集。この編集だけは、素材がDATテープで納品されてくるので、SONYのDAT STATIONという粋なマシンでやっている。 20年近く前の発売時は70万円だかしたという代物だが、いまではいつまで保つかという状態。このところ調子よく動い…

●業務連絡:「泉谷と真心の夜」OA

andymoriのことを早く書かねばと思いつつ、これの編集作業に追われて、どうしても今日まで書けなかった。 これはこれでまた、非常に強力な番組です。 題して「泉谷と真心の夜」。 泉谷しげるを真心ブラザーズ(YO-KING&桜井秀俊)が迎え撃ち。 3分間に1度、…

●備忘日録:EGO-WRAPPIN'

昨日からのつづきで、そのまま朝食の支度、子供の送りなどしたのち、昼をはさんで4時間ほど睡眠。 夕方から局へ。 EGO-WRAPPIN’のコメント収録。 EGOのふたりは最近、荒木経惟に撮影される機会があったらしい。 そんなあたりの近況を訊ければと思い、私物の…

●備忘日録:続・編集の日々

午前中の家事を終えたあと、3時間仮眠。 夕方に局へ。 引き続き、「泉谷と真心の夜」の編集作業。 朝方、一応最後までやりきって、曲をつないでみる。 規定の尺に1分間だけ長い。 これでイーシャンテンというところ。 仮の完パケをiPodに落としてモニターし…

●備忘日録:編集の日々

来週オンエアされる1時間の録音番組「泉谷と真心の夜」の編集に、そろそろかからねばならない。 午後から局へ行く。しかし朦朧としてアタマが使い物にならない。 陽が落ちてからようやく脳も回りはじめる。 気分を変えるため外に出る。 本屋で小関智弘の「町…

●IZMG

今月すでに3度目の東京行。 デビュー38年目の大ベテランアーティストと、こちらも二十年選手に突入したバンドとの対談というか異種格闘技戦というか同心円上のアリアっつうか、まあそんな感じの強烈なトーク収録。 1時間番組なのにトークだけで軽く80分は回…

●君はまだハタチ

この正月の話題といえば、ひとつにUNICORNの再結成がある。 元旦に謎のサイトが立ち上がり、謎の年賀状が送られてきた。 どうやら限りなく本格的に、限りなく遊びモードで復活を遂げるようで、すでにシングル、アルバムのレコーディングを終えていることも明…

●楽園の憂鬱

今日は東京でインタビュー収録。 東京スカパラダイスオーケストラから、沖祐市氏、加藤隆志氏、茂木欣一氏を迎えての取材。 2月に出る14枚目のオリジナルアルバムのキャンペーンである。 アルバムタイトルは『PARADISE BLUE』。 コーラスの目立つ曲やシンガ…

●今年の初夢

今朝見た初夢。 ……レトロな意匠を施した、テーマパーク風でもある未来の街−−『鉄コン筋クリート』の出てくる「宝町」みたいなやつの、もうちょいリアルな感じのところ−−で、ラジオのディレクターやってた。 まわりの顔ぶれはいまの職場と同じ。 新人バンドの…

●21世紀のラジオデイズ

ほろ酔いで書いたからか、先ほどの(昨日付、朝方の)エントリーは、ラジオマンとして、やや弱気なところの垣間見える文だったかもしれない。 その後、期せずして、内田樹さんがラジオに関したエントリーをアップされているのを発見。 ちょいと勇気を得た。 …

●残念ながらチケットは……

ラジオのDJが決まり文句みたいに言うセリフのひとつに、「残念ながらチケットはSOLD OUTです」というのがある。 紹介したアーティストのライブが近々行われるのだが、チケットはすでに売り切れなのだ、という場合にこの言い方が用いられる。 しかし、つねづ…

●状況と実践

番組でのプレゼントに「ラジオ」はどうかという話になる。 ラジオを聴く人口が減っているという危機感を感じている、我々、送り手側は、よくそういうことを考える。 ただ、すでにラジオを聴いてくれている人にプレゼントしても仕方がないのではないか、まだ…

●ちょいと抜け殻

2001年の2月からだから、都合、7年と8ヶ月担当してきた昼の番組が終わった。 正確にいえば、番組が終わるのは明後日だが、私の担当が今日で最後だったのだ。 7年強のあいだに、受け持つ曜日は変遷したものの、基本、毎週どこかひと曜日の午後の3時間、京阪神…