●21世紀の英雄夢語り その後


さて昨日から、ひょんな*1ことで見始めた「HEROES」(思いっきり途中からだけれど)。


残りの17話からシーズン1の最終話・23話までを二日に分けて鑑賞。
んー、最後はそうか。そうくるか。そうだねえ……。


いざ大団円を迎えてみると「あそこのあの登場人物のあの行動はいったいなんだったんだろう?」……みたいなことが起こりがちなのは、ままあることで。
風呂敷たたむことを気にしすぎて途中の大風呂敷がつまんなかったら、続き物のフィクションとしてはダメなわけで。
そのあたり、そこそこ愉しませてはもらったものの、正直食い足りなかったところもある。
むつかしいものである。


いちばんあとを引いて残っているのは各キャラクターの造形。
これは大きい。これに尽きるといってもいいかも。
二日のあいだのことだけれど、主要な登場人物の名前は覚えてしまったもの。
ついつい続きを見てしまうのも、各登場人物のことが気になるからというのがもっとも大きな理由のように思う。
こういうのって、やっぱりどっか劇画的なんだろうなあ。


来週からのシーズン2も見るけれど、たぶん。


HEROES / ヒーローズ DVD-BOX 2

*1:この「ひょんな」て連体詞いいよなあ。わけのわからん説得力があるよなあ。「いえ、ひょんなことでして。へっへ」て然るべき人からいわれたら、絶対それ以上つっこめない力を発してるよなあ