●彷徨ズ


アメリカ村のど真ん中にある心のオアシス、アバニコにてライブを観る。


ゲストで出てきた「ザ・ホーコーズ」がすばらしかった。
戦前のアメリカのカントリーナンバーが中心。
和む&昂ぶる。
バンド名は、さまようという意味の「彷徨」と丁稚奉公の「奉公」をかけて、チチ松村氏が命名したとのこと。
ええ感じに気持ちが彷徨いました。


これから音楽とどう関わっていこうかみたいなことを、満員の店のなかでちょっと考えた。




帰宅して、TBSの「文化系トークラジオLife」のWeb中継を聴く。
「2008年大忘年会」、ちょいと踏み込みが足りなかったのでは。
しまおまほが乱入した去年は、いい緊張感があったけどな。
谷川健一の歌に出会うこともできたし。


なんてことを思いつつ、ブログのエントリーを2本。
ほろ酔いでメモの延長みたいな文章を書いていたら、あっというまに朝。


書きたいこと、読みたい本、聴きたい音楽、話を訊いてみたい人は、まだまだある。いっぱいいる。
そんなもろもろを投げかける器は、やっぱり自前で作るしかないんだろうな。


なにげに激動の一年だった2008年もあと3日。
来年はもっと荒れるかと思うと、それでも心配よりは興奮が先に立つ。
だてにバブルの恩恵をなにひとつ被らずにきたわけじゃない。
凪よりは時化、晴天よりは荒天、乱世のほうがええ仕事しまっせというタイプなので。




行きがけに寄ったタワーレコードで、グラスゴーのバンドのCDを買ったのだった。
ATTIC LIGHTS。
たしかにTEENAGE FANCLUB好きはズキュンである。



http://jp.youtube.com/watch?v=mua0LAJSjeE&feature=related

Never get sick of you, never get sick of the sea.
うーん、うんざりすることは多いけど。
こんな風に歌われると、そんなものは払いのければええんやんという気にもなる。
音楽力を感じつつ。


Friday Night Lights