●備忘日録:色即ぜねれいしょん、andymoriライブ


朝7時就寝、8時起床。
申告&原稿の波状攻撃の最中、午後からは試写へ。
みうらじゅん原作&田口トモロヲ監督という、『アイデン&ティティ』のタッグによる第二弾、『色即ぜねれいしょん』。


DTをこじらせたことのある、ほとんどすべての野郎にはどこかしら思い当たる節のある話。
……なんだけど、その辺のことがそんなにえげつなく描かれているわけではない。
基本的に牧歌的でキュートな映画。どっかしら「中学生日記」風でもある。
やっぱり原風景が70年代だから?
のちの世代……たとえば、よしもとよしともが描いた90年代や、いまの浅野いにおが描くゼロ年代の男子をめぐる景色のほうが、やはりはるかにヒリヒリ来るよなあ。


とはいえ、主演の渡辺大知は、『バタアシ金魚』で登場したときの筒井道隆に近い存在感がある。
ヒロイン役の臼田あさ美も、男子目線でいうと、最高。言うことなし。


岸田繁は、かなりのイケメンぶりを発揮。
それから、銀杏BOYZのライブには激しく抵抗を覚える俺ではあるが、役者・峯田和伸は相当いいと思う。


映画『色即ぜねれいしょん』公式サイト準備号




ふたたび申告&原稿の波状攻撃を縫って、夜はライブ。


二度目のandymori

andymori@福島LIVE SQUARE 2nd Line 2009/3/12】

  1. 遠くへ行きたい
  2. FOLLOW ME
  3. 僕が白人だったら
  4. モンゴロイド・ブルース
  5. 青い空
  6. andyとrock
  7. everything is my guitar
  8. ベンガルトラウイスキー


1曲目こそスローな曲だったが、これもレコードよりも重めなタッチで聞かせてくれて、全体としては、やや攻撃的なセットリストだった印象。少々粗かったといえば粗かった。時間も短かったし。
品よく演る必要は全然ないけど、ボクシングでいえば、拳叩き込んで最後にヒネリを加えて相手の皮膚にねじ込むところまでは完遂してほしい、そんな気はした。
いやぁ、しかし凄いバンド。
熱度のある観客も増えていて、上手のステージ前には、ずっと頭振って踊り狂ってる一団がいた。頼もしい。


次はまた来月。
4.24(金)@梅田Shangri-La
LEO今井との対バン(静かに狂ってる人間同士?)というのも非常に愉しみなところ。