●ヴォリュームあげるだろうか ラジオの


昨日は凄い一日だった。
フェスティバルホールから取って返すと、局にはもう仲井戸麗市氏が到着していた。
夜10時からの番組のピンチヒッターとして、2時間DJをぶちかましてくれるのだ。


音楽生活37年のキャリアのなかでも、ラジオの生番組の進行をひとりでやるのは初めてだそうだ。
選曲になによりこだわる方なので、なにをかけようかずっと考えつづけ、自宅の部屋はレコードやCDが散乱して足の踏み場もない状態。


家ン中ぐちゃぐちゃです。もうそれはそのままにして家を出てきました。
新幹線のなかでも考えつづけながら大阪までやってきました。イエー。
今日はいい曲いっぱいかけるよー。


チャボさんが、そう話し始めた途端、あ、ラジオが始まった、という気がした。




いい曲いっぱいかけるよ。


ラジオの番組の冒頭に、これほどふさわしい言葉があるか。


ゴーゴーゴー、アンド、ゴーズ・オン。
夜更けの音楽ファン、こんばんは。
朝方近くの音楽ファン、ご機嫌いかがですか。
と並ぶ出だしだと思う。




いい曲をかけようぜ。
あなたがいま聴きたい曲とか、流行ってる曲とか、人気のある曲とか、よくかかってる曲とか、そんなんじゃなくてさ。


いい曲をかけようぜ。







CHABO’S BEST HARD&Heart(HARD編)  一枚のレコードから