●多忙の谷間で妄想キャスティング
昨夜はさすがによく眠った。おかげで身体はよく動く。
が、抱えていた仕事のうちのひとつを終えた安心感からか、いまひとつ集中を欠く。
まだまだ山場は続くというのに。
そんななか、西村しのぶの新刊を発見。もちろん即購入。
『一緒に遭難したいひと』の3巻。
西村しのぶとよしもとよしともとくらもちふさことサラ・イネスと遠藤浩輝と浅野いにおのマンガは出てたら無条件に買うだ。
私の偏った指向性に彩られたマンガ偏愛ラインアップのなかでも、西村しのぶは、サラ・イネスと並んで向日性の高い部類に属する。
このおふたりの描くものからは非常に具体的にポジティブな気分を注入される気がする。
誰かこの世界を映像化してほしいもんだ……とは思わない。
絶対うまく行かないだろうから。
地べたから5センチくらい浮いたような生活感と、けど薄くはないっていうあの存在感。
演じるひとを選ぶしなあ。
- 案1
キリエ=麻生久美子 絵衣子=小雪 ショーコ=眞鍋かをり マキオ=松山ケンイチ
お、コレはどうか。
なんだか、そんなにワルくないような気がしてきた。
あと、もしやるなら、洋画、もしくは海外TVドラマタッチというのはあり。
あの科白回しは、外国語で聴いて字幕で見るのがいいような気がする。
ま、日本版「Sex and the City」っていう趣きもある、一種の会話劇だし。
- 案2
キリエ=キャメロン・ディアス 絵衣子=アンジェリーナ・ジョリー ショーコ=ナオミ・ワッツ
年齢がマンガの設定より5,6歳高くなってしまった。
もちろん不要な映像化でがっかりしたくないのでこれは単なる遊び。
ただ、コミックのほうもなかなか進まない(もしくは途中で雲散霧消が多い)ので、そのフラストレーション回避にはこういう妄想もたまにはよいか、と。