●画三昧


本屋でたまたま見かけたときは表紙絵にやられつつも一旦スルー。
朝日新聞の書評で見たときもまだ看過していた。
……のだが、大根仁さんのブログ(http://blog.livedoor.jp/hitoshione/archives/50688102.html)を見て俄然気になりだし、結局買いに走った、鶴田謙二(作画)の新作『おもいでエマノン』。


胸までかかる長い髪、編みの粗いタートルネックのセーターにジーンズ、利発そうな広い額と意志的な深い瞳、そばかす。E.Nとイニシャルを縫い込まれたナップザック。そして片時も手放さないタバコ。
この「エマノン」と名乗る少女の造形にすべてが掛かっている、というかそれだけですべてオーライ。
大根氏も触れているように、後ろ姿がとりわけ最強。


さんふらわあ乗ってどっか行きたい。
そういう気分になる。




ついでに覗いたレディコミ売り場にて西村しのぶの『ライン』4巻も発見。
男前な姐さんが活躍する神戸服飾業界ストーリー(になってきてて、やや驚く)。
SUBWAYでアボカドサンドを食らいながら一気読み。
活力をいただく。
こんな大人ですみません。




おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル)  ライン(4) (ワイドKC Kiss)




と思っていたら内田先生のブログもマンガネタだった。
ニッポン人にとってマンガは基礎教養だからね、と自分に言い訳ができて助かる。


http://blog.tatsuru.com/2008/06/18_1048.php