●オオサカプレリュード


市内某所で、ある女優の方にインタビュー。


といっても、私が直接話を訊くわけではない。
ちゃんとDJが訊くのである。
私はその傍らでDATのポータブルデッキを回しているだけなのである。


それでも、彼女の口跡の鮮やかさにはしびれるばかり。
言葉を探しながらも、出演した作品の魅力をはっきりと語る口ぶりには自信が溢れている。
映画本篇も出色の素晴らしい内容なのだが、撮影中のエピソードや作品へのアプローチの仕方、出来上がった作品への考えを聞いて、さらに倍、感銘を受けた。


この秋、この女優氏の主演作が2本つづけて公開になるのに機を得て(乗じて?)単発の番組企画を提案したらOKが取れた。
なので、まずはその取材の1本目が今日あったという次第。


来月上旬に、もう1本の作品について話を訊き、1時間の番組にまとめる。
オンエアは9月中旬予定。


まだ未確定なことも多いので、詳しいことはまた改めて。


ひとつだけ言えることがあるとすれば、その映画を観てからというもの、クラシックにはまったく門外漢の私が、ドビュッシーピアノ曲を片っ端から聴くようになっているということ。
とりあえず、ロジェとミケランジェリが気に入ってる。


それと、インタビュー(またはダイアローグ)という形式がラジオに関して持っている可能性についても、改めて考えている。