●桜と観覧車


姫路へ花見に出かける。
新大阪から新快速で71分。
鉄道で行ったのは初めて。
駅から城まで、目抜き通りが延びていることを初めて知った。


上天気。缶ビールを一缶二缶空けていると、すぐ眠気に襲われる。


城と桜。


花弁。


意外に愉しかったのが、城下の三の丸広場に隣接している動物園。
暢気な動物たちもさることながら、常設されている乗り物の数々がことごとくレトロ。
新幹線、機関車、カート、モノレールなどを模したものが多くてバリエーションは乏しい。
キャラとしてはカブりまくりである。
だが、ちび助は「次は汽車がいい」「もういっかいモノレール乗る」などと言って、どれにも喜んで乗っていた。


代金はどれも一回150円。
総じて、どれも一周の距離が短い。
なので、二周したり三周したりして値段分の期待に応えてくれる。

(これがホントの姫路ホイール。ちなみにこの観覧車は二周する)


姫路市立動物園。穴場である。


帰りは山陽電鉄〜乗り入れ〜阪神電車の特急で梅田まで。
こちらは1時間半かかったが、空いていて気楽である。
ともかく大阪・梅田まで戻ってくれば、あとはまあ歩いてでも帰れる。
そういう意味ではラクなところに住んでいるんだなと、ふと思う。
クルマを持たないやせっぽちの都心暮らしだが、なるべくあちこち出かけてみることにしよう(休みがあれば、の話だが)。