2009-01-01から1年間の記事一覧

●備忘日録:メシと酒の日

昨夜は、早仕舞いして天満駅界隈に繰り出した。 蒲鉾をメインに出す居酒屋でメシ。 のち、河岸を変えて、とあるバーへ。 壁一面に書棚が誂えてある。 オーナーはじめ、客が持ち込んだ本が置かれているということで前から気になっていたところ。 階段を上がっ…

●2009年の夏の陣

昨日は映画の日。 もう一度、『サマーウォーズ』を観に行った。 ロードショーやってるうちに二度観たという映画は久しくなかったなあ。 前はなんだったっけ? 思い出せない。 まあ、昔は一日中映画館に居て、3,4回繰り返して観るなんてことも多かったから単…

●巴里の日本人と政権交代

今日から、UNIQLOCKは巴里篇にチェンジ(please click right window!!!→)。 絵になるなあ。 うっかりすると、ぼーっと眺めてるうちにエラい時間経っとるね。 真行寺君枝似の娘がひとり、髪なびかせながら踊るシークエンスとか、いいんだよなあ。 日暮れどき…

●起きろよベイベー

毎日jpえらぼーと、やってみた。 (ネーミングは「選ぶ」と「vote」をかけているらしい。ちょっとはずかしい) 私の結果。 なるほど。 ま、そりゃまあそうなるだろうな。 選択肢がデジタルな二分法で、答えに迷うところもあるのだが、ま、そもそもアンケート…

●サンシャイン偏愛

唐突ながら、ウチの近所に実在する「サンシャイン・クリーニング」。 しかも「本店」。 支店があるようにみえるかどうかはこの際、別にして。 でもここ、すんごいイイ仕事をしてくれるって、某イベンターさんも御用達だと聞いたことがある。 ともかく、映画…

●ギラつく夏の夕暮れ

盆を過ぎたら、また暑さがぶり返してきた。 暑い。 けれど、蝉の声はだいぶおとなしくなったし、凶暴な湿気も控えめになったと思う。 近所の喫茶店やらカフェやらを移動しながら、ひたすら原稿書くの日々。 大川沿いのベリーナイスな喫茶の前で。 もうちょっ…

●Summer's gone 2009

盆のさなかというのに、それほど暑くない。 夜中など、涼しい風が吹き込んでくるくらいだった。 エアコンも一日中、必要なかった。 家族が出払っているのでひとりである。 ひさしぶりに自炊をすることにする。 鍋で米を炊く。 10分強火にかけてぐつぐつと煮…

●尾道右往左往

ある紀行記事の取材で尾道へ。 いつものごとく、弾丸日帰りワンマンツアー。 朝7時すぎに新大阪を出て、9:16尾道着。 改札を出てすぐ左手にあった観光案内所で地図などもらい、水分を補給するとすぐに歩き出した。 9:30。快晴。すでにじりじりと灼けるように…

●56年目の東京物語と64年目のにっぽんの物語

茶屋町のタワーレコードで『東京物語』のDVDを買う。 尾道についてのコラムを書くという仕事が来たので、その参考にという名目。 ほんとうは、気が騒いだのである。 血の気の多いだけがウリの若い頃にはちっとも魅力の分からなかった小津安二郎の世界に、四…

●ともだち?

「みんなの党」にみんな困った? 選管困惑、専門家は「インパクトある」 「政策は、友愛社会の建設」民主・鳩山氏会見の要旨 「みんなの党」とか、「友愛」を説く党首とか。 なんだか世の中が『20世紀少年』化していってるような気がしないでもない。 映画の…

●年号たち

小熊英二の『1968』(上)をぼちぼちと読んでいる。 1000ページ以上ある。 机上版の広辞苑を少し小ぶりにしたくらいの大きさ。 重さを量ろうとキッチンスケールに載せたらエラーが出た。 体重計でざっくりみてみると、1.4キロあった。 しかしこれが、7月14日…

●淀川北帰行

快晴につき、一ヶ月半ぶりに淀川サイクリングロードへ。 淀サイで、これまで行ったなかでいちばん遠い地点は、枚方大橋の向こう、京阪枚方市駅の西のあたり。 関西医大枚方病院のすぐ裏の河川敷までだった。 だいたいそこまでが毛馬水門から19キロくらいだろ…

●マイ・スタンダード@天二

南森町から天神橋筋商店街を南向きに入ってすぐ左手。 いつも行列ができているコロッケの中村屋の向かい。 一銭焼き(お好み焼きの手軽なやつ。キャベツ焼きっていうの?)が本業の店がある。 そこで売ってるアイスモナカ。一個100円。 大阪でアイスモナカと…

●誰かさんだけのものではなく

没後、つぎつぎと出版されている清志郎本。 表紙は、ミュージックマガジン増刊のものが絶品。 おおくぼひさこさんによるポートレイトは美しい。 やんちゃ坊主をなだめてすかして慈しむような視線がなんともいえない。 内容に関しては、そうだなあ。 一部の評…

●グッバイ・ジョーズ

山田辰夫が亡くなった。 裏街の天使。アヒル声のちんぴら。 追悼の言葉を語るほど、山田さんの仕事をよく観ていたわけではない。 ただしかし私にとって、山田辰夫、趙方豪、内藤剛志という3つの名前は、なんといわれようと主役級の役者たちである。 それぞれ…

●BRAVO FUMI!!!

ツール・ド・フランス、最終・第21ステージ。 終わったなあ。終わってしまったなあ。 そう思いながら、昨夜は、ほとんど寝付けなかった。 興奮を鎮めながら、むしろ力をもらったような気になりながら、明け方に取材の構成台本を書いていた。 興奮の理由は、…

●車輪よ、あれが巴里の灯だ

この、ツール・ド・フランス観戦メモシリーズも、ところどころ歯抜けになってしまった。 それも大事なステージを外している。 #15 山岳アルプス初日。 #16 アルプス2日目。 #18 2度目の個人タイムトライアル。 #19 実質上、最後の平坦ステージ。 #20 最大の…

●よく切れるナイフほど寡黙なものか

心臓とひと突きで刺されるようだとか、身をざくざく切られるようだとか、ギターの音を刃物とのアナロジーで語るのもいい加減どうなのかとは思う。 道義的にどうかなんてことではなく、まあ、ありふれた比喩だし。 だが、それでもやはり、鋭利な音色のギター…

●SCHLECK Brothers stand on

ツール・ド・フランス2009、第17ステージ。 ひさびさにちょっと早めに帰ってきて、最後の1時間を生で観た。 やっぱりロードレースはリアルタイムで観ないといかんなあ(まあ、どんなスポーツだってそうなんだろうけれども)。 戦前の予想がどうであれ、それ…

●IVANOV and the other cruel Drama

ツール・ド・フランス2009、アルプスの山岳エリアに入る前、最後の平坦コース。 おとついはデンマーク人、昨日はドイツ人、そして今日はロシア人がステージ優勝を手にした。 セルゲイ・イワノフ(カチューシャ)。 序盤14キロの地点からエスケープに乗じて、…

●Raindrops keep falling into His eyes.

ツール・ド・フランス2009、第13ステージは、山。 そして、雨。 昨日の摂氏30度から、今日は10度以下(山頂付近)という気温の変化が選手を襲う。 にもかかわらずハイスピードな展開を見せた序盤から、モロー、ハウッスラー、シャヴァネルが抜け出す。 途中…

●「淫・呪・艶・賭」

ちょっと引っかかる記事があった。 淫・呪・艶・賭は「学校現場に不適切」 ま、そりゃそうかという気もする。 ここに挙げられてる4つの漢字に象徴されるようなことを学校教育から学ぼうとは誰も思ってないだろう。 公の教育機関では教えてくれないことだから…

●Cav, Cav, Nicki!

ツール・ド・フランス2009、2週目。 冒頭の3日間は、パリのすぐ南、フランスの中央部の大平原を左から右へ横切っていくようなルート。 都合がつかず、それほど観ることができなかった。 どれも最後の数キロを観た程度。 第10ステージは休息日明け、かつ、7月…

●夏の手前

●GRD is Back!

5月3日に故障して以来、しばらくほうっておいたGR digital(1型)を修理に出したのが、7月7日。 4日ほどで「直りました」と連絡が来た。 「電気系統の故障……おそらくは回線のショートでしょう」ということで、メインPCBユニットを交換したそうだ。 よくわか…

●非売品としての大阪〜『プリンセス・トヨトミ』小考

村上春樹と矢作俊彦の新作が出れば手に取るが、それ以外に現代ニッポンの小説というものを読まなくなって久しい。 これはもっぱら自分の問題で、要はフィクションに心を遊ばせるというような気持ち−−それを“余裕”といってしまうと、とすこし違う気がして抗い…

●解散ツアーのためのアー写

しっかし、このダメダメ感には、8年前、放言・失態を飽きずに繰り返した森喜朗をめぐって感じた「ダメだこりゃ感」に近いものがあるようにも思える。それが不安といえば不安(あのときの森内閣も短命だったが、それでも安倍晋三の366日、福田康夫の365日より…

●マイ・スタンダード@スーパー玉出

ついに我が家の近所にも現れたスーパー玉出。 好調ぶりは、朝日新聞の記事にも書かれていた。 この記事を読んで知ったのだが、そうか、あのギラギラのネオンサインはラスベガスをイメージしての狼藉……もとい、戦略だったのか。 アレをどう受け取めるかは微妙…

●Go! FEDRIGO, Go!

ツール・ド・フランス2009、9日目。ピレネー山岳3DAYSの最終日。 1級山岳アスパンと超級山岳ツールマレーを越えていくコース。 ただし、山岳ステージと言い切るには少々微妙なところもある。 ツールマレーを過ぎてからは、ダラダラと70キロの下り平坦がつづ…

●Undefeated CASAR!

ピレネー山岳をめぐる2日目。 アンドラ公国の首都アンドラ・ラ・ヴィエイユを出て、フランス国内のサンジロンに戻る。 上り坂が50キロ超、そして、おそらく下り坂がそれ以上あるコース。 序盤から積極的に逃げを打ったのが、フランセーズ・デジュー生え抜き…